Vine Linux 5.0 がやっとリリースされました!

祝!約 3 年振りのメジャーアップグレード!

Vine Linux

http://vinelinux.org/PR/press20090824.html

それは激しく難産だった、そう思わざるを得ないです。

正直、今回の 5.0 は全く Vine らしくないです。というのも、多くのコンポーネントが新しすぐる!!!唯一、toolchain は Vine らしくおとなしめですが、それ以外は Fedora 並に、あるいはそれ以上に冒険しているパッケージがあります。しかしながら、Vine 独自に微調整もしているパッケージもあります。

私は、約 4.5 年前、初めはゲームとちょっとしたユーティリティーを VinePlus へ put しているだけでした。ところが、去年ごろに気付いたらマルチメディア系を put しまくり、さらには Emacs やら TeX を触わりまくり、独自な実装、調整をやっていました。

ここ半年は、Project Vine を中心とした、有志で開発に参加して下さる皆様の雰囲気は、落ち着いた緑色だが明るい、いや、良い意味でエメラルドグリーンのようなアグレッシブさでした。情熱をもった優しい方々が多く、これぞ!Vine 愛だなと内心をくすぶったりされました。


さて、http://tech.ascii.jp/technologies/Vine Linux 5.0 の記事が掲載されています。主に Emacs 環境と日本語 TeX 環境の執筆をさせて頂きました。こんな私のようなものに執筆の機会を下さいまして、どうもありがとうございました。

編集部で、大幅な内容の削除とスーパーな編集がされてしまい、もはやこちらが意図していないがぶっ飛んだ文脈になっている文章が多々あります(笑)。

確かに初校がやや出し遅れたという痛手は多少なりあるものの、著者校正に許された時間は…、某日 20:00 〜 24:00 のわずか 4 時間!(笑)23 時代は、置き換えるスクリーンショットのために、みんなでスクリーンショット大会をやったり、もうてんわやんわでした。

Vine Linux 6.0 は 1.5 年を目標に、遅くても 2 年までに早産できるように、微力ながら私もお手伝いしたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします m(_ _)m

ひとまず、Vine Linux 6.0 へ向けての Todo です。相も変わらず、TeX 好きやなと。

  • ptexlive へ移行。ptexlive 2008 でお試し、ptexlive 2009 という感じでしょうか。
    • upTeX も入れておきたい。
    • XeTeX もパッケージとして入れておきたい。ConTeXt で組版エンジンとして XeTeX を使えば、結構いけると思う。
  • まだ妄想中ですが、更なる Emacs 環境の充実。
  • お手軽マルチメディアサーバーの構築。