Ubuntu 8.04 で ptetex3 を自前で用意して使う
前々からちょくちょく聞かれたことがあったので,こちらに記しておきます.
ちなみに,これは Ubuntu 向けですが,Ubuntu 以前の Debian において ptetex3 を導入する場合も全く同様です.
必要な開発環境を整える
コンパイルするために何が必要か考えるのが嫌になるので,Debian/Ubuntu で用意されている TeX 関連パッケージの依存関係を利用して,コンパイルするために開発環境を整えます.
このステップが一番大事だったりします.
$ sudo apt-get build-dep xdvik-ja ptex-base
ptetex3 のコンパイル
必要なファイルをそろえて,ひたすらコンパイルが終わるのを待つのみです.
$ unset TEXMFMAIN TEXMF HOME $ make $ sudu make install
PATH の設定
my_options を特に弄っていなければ,デフォルトでは /usr/local/teTeX 以下に ptetex3 がインストールされています.もちろん,/usr/local/teTeX/bin に PATH が通っているはずもありませんから,~/.bashrc などにこのパスを通してあげます.
export PATH=$HOME/bin:/usr/local/teTeX/bin:$PATH